仮面ライダーリバイス
第21話「我が命をかけて、想いを託して」
のあらすじ・ネタバレ感想をお話ししていきます!
(ネタバレを含むため、まだご覧になっていない方・ストーリーを知りたくない方はご注意願います)
ヒロミさーーーーん!!!
フェニックスを退官するヒロミさんでしたが、怪しげな動きを見せる赤石長官を尾行したところ・・・ヒロミさーーーん!!となってしまう回でした!
他にも今回はイベントが盛りだくさんすぎたのですが、いっすんなりに4点に絞ってまとめてみました!
- さくら再三の暴走は三兄妹分裂シナリオ達成の必要条件?
- アギレラに近距離バズーカぶちかまし
- フェニックスという組織の異常さ
- 一輝とさくら生身注意報
さくらがまた再三の暴走を見せましたがこれには理由があること、そして近距離バズーカという暴挙、フェニックスの異常さや一輝&さくらの生身注意報について深く掘り下げていますので、ぜひ読んでみてください!
仮面ライダーリバイス21話ざっくりあらすじ
さてそれでは、まず仮面ライダーリバイス21話のざっくりあらすじをご紹介します!
フェニックスとウィークエンド
空手道場においてさくらは光から牛島家の晩御飯の招待を受けたため、以前牛島家で確認できなかった地下へ続く階段の先に一体何があるのか・・その目で確かめる決意をするのでした。
一方、一輝と大二はデモンズドライバーの中に悪魔が入っていたことをフェニックスに問い詰めるべく、狩崎を詰問。
しかし狩崎はデモンズドライバーの危険性についてあっさりと認め、怒りを隠しきれない一輝に対して、「見せたいものがある」とギフの棺保管室へと案内。
そこには赤石長官がおり、『人類から悪魔を取り除いて正しい方向へと導くための最終段階』だと一輝&大二に説明をしてきたのでした。
さくらは約束通り牛島家に入り、突如の暴漢襲撃を蹴散らしつつ地下ルームへとたどり着くと、そこで待っていたのは光の父太助を始めとする牛島ファミリー。
牛島家はウィークエンドと名乗り、フェニックスと敵対する組織である旨を伝えられます。
そしてさくらのスカウトを成功させるために、アギレラからギフスタンプを奪ってくるという更なる課題を与えられるのでした。
フェニックスへの不信
しあわせ湯に戻った一輝は「フェニックスは信用できない」と大二に打ち明けますが、大二は「俺はフェニックスの隊員だ、もう少し様子を見るよ」と兄弟間で対立が発生します。
あくる日、葛藤を抱えながらもアギレラの前に現れるさくら。
アギレラはクイーンビー・デッドマンとなりさくらに挑むも、一瞬にしてさくらに軍配があがります!
「何を迷っているの?私はもう迷わない。」
と捨て台詞を吐き、ギフスタンプと共に去るさくら。
しあわせ湯に戻ると一輝からフェニックスの不信について語られた折り、回収したてのギフスタンプを差し出し、一輝とバイスを驚かせます!
しかしバイスによってギフスタンプが偽物であることが判明するのでした!
スカイベースにおけるオルテカと赤石の密会
フェニックスに辞表を提出するヒロミ。
ヒロミがフェニックスを去ろうとしたところ赤石長官を発見し、長官が向かう先に心当たりがあったため尾行を開始。
その先では、なんと捕縛から開放されたオルテカがギフスタンプを長官に渡し、怪しげな儀式が開始されんとしていたのでした!
ヒロミは必死でその儀式を止めるべく割ってい入るも、オルテカが出したギフジュニアに苦戦を強いられます。
そのような中、スカイベースが突如降下!
墜落を阻止すべくヒロミがスカイベースの操縦をすることに!
オルテカデモンズ強襲
オルテカを追い詰めた大二でしたが、オルテカはなんとフェニックスで入手していたデモンズドライバーで変身!
ライブとなった大二を圧倒して一瞬のうちに大二を変身解除に追い込みます!
そこへ駆けつける一輝&さくらもデモンズオルテカによっていきなり負傷し、大ピンチに!
その窮地へスカイベースを不時着させたヒロミが現れますが、生身の状態でオルテカの打撃を受けて瀕死状態に・・!
「フェニックスには裏がある!あとは頼んだぞ、五十嵐三兄妹・・!」
そのセリフを最後に、デモンズオルテカの強烈な一撃を受け崖下へと転落してしまうのでした!
一輝は怒りのままにボルケーノバイスタンプでフォームチェンジするも、オルテカデモンズによって一蹴され敗北、そしてオルテカは突如一時退避します。
一輝たちはしあわせ湯にて怪我の治療をしつつ絶望感に打ちひしがれ、元太は不調をきたして脳裏にギフを感じ、そしてさくらはウィークエンドへと再び赴くのでした・・!
仮面ライダーリバイス第21話【我が命をかけて、想いを託して】いっすんの感想
ではあらすじを振り返りつつ、いっすんの感想をご紹介していきますね!
さくら再三の暴走は三兄妹分裂シナリオ達成の必要条件?
先回さくらは失敗から大いに学ぶ行動を結果で見せてくれるも、今回また独断専行を復活させてしまいました。
牛島家が通常ならざることは、既に牛島宅内で一度異様を目にしていることで明らかです。
にもかかわらず、なぜ一人で解決しようとするのか。
さくらは陽介の死のような取り返しのつかない過ちを繰り返す、そういった危険性が自身には常につきまとっている点をもう少し考慮すべきです。
しかしながら、ここは三兄妹の一時的な分裂をシナリオ上達成するための仕方のないさくらの判断だったということで理解しました。
三兄妹の一時的な分裂については、
一輝 :しあわせ湯=元太=ギフの可能性(つまりデッドマンズサイドの可能性あり)
大二 :フェニックスサイド
さくら:ウィークエンドサイド
という構図になりつつあります。
一輝はあくまで予想ですが・・。
この三兄妹の一時的な分裂を今後描くことになりそうですが、一連の出来事で確かにフェニックスに不信が生まれてくる気持ちは無理もないでしょう。
しかし、通常であれば不信な組織が台頭してきたのであれば、より信頼できる者同士が結託すべき、と考えるのではないでしょうか。
それはしあわせ湯における家族の結託に他なりません。
それこそがリバイスの一大コンセプトだからです。
しかしさくらも大二もしあわせ湯=家族のことはさておいて、自身の信ずる道を進もうとします。
一輝は取り残されたようなかたちとなり、家族がバラバラとなった構図が完成しつつあります。
大二の気持ちはよくわかります。
自身が身を置く組織、かつ、かつてから憧れていた悪を打ち砕く正義の組織が不正を行っていた事実を受け入れることができない。
そのため、一輝に対して「俺は様子を見るよ」との、迷った回答となっています。
しかしさくらはいきなり出現してきたweekendの存在を全くもって一輝や大二に相談せずに独断で分裂を作ろうとしています。
いきなり出てきた怪しげな組織に、家族にも誰にも相談することなく肩入れすることがあるでしょうか?かつ、その組織の素性は全く持って不明です。
これは多少無理のあるシナリオではないか、と思わざるを得ません。
しかしながら先ほども申し上げたように、
ここは一時的な三兄妹の分裂をシナリオ上達成するための、仕方のないさくらの判断だった
ということで、いっすんの中では解決しています!
さくら再三の暴走は、三兄妹分裂シナリオ達成の必要条件ということでいっすんの中で腑に落ちたので、今後は一度家族離散で闇落ちからの、一大コンセプト達成を期待したいです!
さくらは損な役回りが多いイメージですね!
アギレラに近距離バズーカぶちかまし
さくら&アギレラのバトルにおいてさくらは、
「何を迷っているの?私はもう迷わない。」
と豪語していましたが、確かにその通りのようでしたね!
アギレラは近頃良い意味で一貫性が崩れかけています。
ギフ様一辺倒だった執念とも言える強い気持ちが、
『ギフ様が復活したとして、私は一体どうなるの・・?』
『悪魔分離してもらって、さくらちゃんや玉置君と一緒に過ごしていくのも悪くないかも・・。』
という、ギフ様への疑心暗鬼を生じさせているのでしょう。
だからこそアギレラの迷いを感じたさくらが圧倒的に叩くことで、目を覚まさせようという気概があったというのはわかります。
それはわかりますが、迷いだらけの近接攻撃しかしてこない相手にもかかわらず、タートルバズーカという強烈な飛び道具で徹底的にフィニッシュは、度を過ぎています。
せめて飛び道具ではなく、ライダーキックなり手痛い近接攻撃を決めてあげればいいのではないでしょうか。
しかしながら、あの近距離でのバズーカぶちかましはマジかwとなり、
『近接攻撃しかしない迷いのある相手に、近距離でバズーカとかwさくらぶっ飛びすぎじゃない?w』
という気持ちが沸き起こったことも確かだったので、それこそ製作陣の意図にハマっているのかもしれませんね!
また、偽物であったもののさくらのギフスタンプの扱いが危険すぎましたね!
差し出す際も、スタンプの印面を出しちゃダメでしょうw
バイスの言う通り、もしスタンプが本物なら一輝がギフテリアンになりそうでした!
そして、「スタンプが偽物かわかるのか?」と一輝に問いただされたときのバイスの反応
「やだなぁ~、悪魔なめてもらっちゃ困りますよ!?」
も素直に草でしたw
このワチャワチャ感がたまらなく好き!
フェニックスという組織の異常さ
フェニックスの母船であり拠点である、スカイベース。
あれだけの大所帯を持ちながらスカイベース搭乗のフェニックス隊員が少なすぎるし、配備も普通じゃないです。
オルテカの差し金なのか、自動操縦系に支障をきたしてスカイベースが急下降しましたね。
その窮地をヒロミさんの機転によって不時着という、その時点における最良であろう手段で危機を回避できました。
しかしながら船の操縦者が常時いないなんてことは通常では考えられないことです。
自動操縦系統を持つ飛行機や船はあったとしても、メインパイロットは操縦席に常時スタンバイして自動操縦系統では制御できない部分を常に監視し判断を行わなければいけません。
仮にフェニックスの自動操縦系統が最新鋭であり、絶対の信頼があったとしても、あのような巨大要塞が街に墜落でもしたらどのような大惨事が巻き起こるかを想定しないのでしょうか。
ヒロミさんにスカイベースを救わせておきたかった、というシナリオ上の演出はわかります!
それであればせめて、戦闘要員であるはずの大二が必死で船の操縦をしているのではなく、操縦に特化したフェニックス隊員がエマージェンシーに慌てているシーンにしてほしかったと思う所です。
それをヒロミさんが肩代わりすれば、ヒロミさんスカイベース救出シナリオもある程度自然に達成できたはずです。
また、ストーリーの進行上とは言え、赤石長官はヒロミさんに簡単にあとをつけられすぎでチープすぎました。
フェニックス長官とデッドマンズのリーダー、実質トップ同士が悪だくみをする機会。
それをあまりにも隠匿なしで、どうぞあとを尾行してくださいは、素直に草ですw
オルテカがいた部屋はなぜかドアが解放されており、当然カギもかけていません。
こんな状況では誰でもこっそりのぞくことが簡単にできてしまいますよね。
この辺の一連がチープすぎていまいちでしたね。
フェニックス・・しっかりしてくれよ~~w
一輝とさくら生身注意報
デモンズドライバーで変身したデモンズオルテカの圧倒的な攻撃によって、一瞬のうちにライブは変身解除へと追い込まれてしまいましたね!
そこへ駆けつけたのが一輝&さくらです!
しかしここで二人はこの窮地に際していながら、すぐに変身せずに生身で大二&オルテカの元へ駆け寄ろうとし、その隙をつかれてモグラバイスタンプによる強烈な一打を浴びることになりました!
敵が武装している状態なのに、すぐに変身しない。これは命にかかわります。
大二の無事は気になりますが、駆けつけた自分たちまでやられたら瀕死の大二を救うことすら叶いません。
「さくら、大二を助けるぞ!」「うん!」と叫んで、変身するよりも弟を先に助ける!
との兄と妹の熱い気持ちには感動しましたが、『今はそれじゃない』感がすごかったですね。
案の定一輝&さくらは生身で攻撃を喰らいました。
そして彼らの背後が爆発しましたが、なぜか二人は無傷です。
当たったのか、かすったのか、一輝&さくらは生身で爆発無効属性でも持っているのか、オルテカがあまりにもノーコントロールすぎたのか。
ヒロミさんに花を持たせつつ退場させるためのピンチを差配したかったのはわかるのですが、
一輝とさくらの背後が爆発し本人たちのダメージも見て取れないのではなく、もう少しわかりやすい表現の方がいいのでは?と思ったものです。
例えばデモンズオルテカが高速移動をして生身一輝&生身さくらにボディーブローをして、苦しそうにうずくまってしまい変身どころではなくなるとか。
それとも、大二も変身解除の際に生身爆発演出があったから、生身の爆発演出で合わせたかったのでしょうか?
いずれにしても、一輝&さくらは生身注意です!!
まとめ
公式ツイッターのまとめはこちら
ついにオルテカがデモンズオルテカとなってしまいましたね!
ヒロミさんの安否も非常に気になるところです・・!
新たな展開が盛りだくさんすぎて、いっすんお腹いっぱいになりました!
次回は、
第22話「ドッタンバッタン…空気階段!?」
です!
次回はお笑いコンビを護衛するなどで、久々の少しゆるめのお話しとなりそうですね!
しかし公式ツイッター画像の新たなリバイスフォーム、妙にトゲトゲしてて闇落ちしてませんかね?
テレ朝公式の予告にて、『さくら(井本彩花)は号泣する玉置(八条院蔵人)から「アギレラ様に捨てられた」と相談される。』の一文は笑ってしまいましたw
こんなときこそ、スマーイル!玉置!
それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!