機界戦隊ゼンカイジャー
第46カイ「ゲゲっと飛び出た神のちょっかい!」
のあらすじ・ネタバレ感想をお話ししていきます!
(ネタバレを含むため、まだご覧になっていない方・ストーリーを知りたくない方はご注意願います)
神のちょっかいがゲゲっと飛び出してきました!!
「実は僕、全ての世界を作った神様なんだよねぇ・・」
前カイ最後に言い残した意味深ステイシー発言の全貌が明らかに・・!?
いっすんが今回非常に気になった点、それは主役である介人があまりにも薄弱すぎる思考を繰り広げた点です。
しかしこれには実は介人の唯一無二の主役としての一貫性を示唆したものだったのです!
その辺について、かなり深く掘り下げていますのでぜひ読んでみてください!
ゼンカイジャー46話ざっくりあらすじ
それではまず、ゼンカイジャー46話のざっくりあらすじをご紹介していきます!
神の予言
「実は僕、全ての世界を作った神様なんだよねぇ・・」
ステイシーはこの世界を作った神でありトジテンドの横暴を見かねたため、ゼンカイジャーがボッコワウスを倒せるように助力してくれるということでした。
そのような事実を信じることができないゼンカイジャーメンバーに対して、
「じゃあ、一つ予言をしよう。次に出てくるワルドは、ニンジンワルド。」
ニンジンワルドの予言が的中することで、自身が神であることを証明すると言い残し去っていくステイシー。
そしてゼンカイジャーメンバーがカラフルにて食事をとっている際、「ニンジンワルド出現」のニュースが流れ、ステイシーの予言通りに出現したワルドに一同は騒然とするのでした!
ステイシーの落胆と憂鬱
ニンジンワルドの元へ駆けつけ、一瞬のうちに撃破するゼンカイジャー!
そこへまたもステイシーが登場し不信感ぬぐえぬゼンカイジャーメンバーに対して、今度はサファイアワルド、コウモリワルドが立て続けにやって来ると予言をしてきました。
そこで介人はステイシーの体を許可なく使用している神に対して、
「俺の体を使えよ!」
と言い放ち、それに続いて自身の体を使用するよう申し出るゼンカイジャーメンバー全員。
それを承諾した神はステイシーを開放。
開放されたステイシーは以前のステイシーに戻り、介人は大喜びします。
事の一部始終を聞き衝撃の事実に驚くと共に自身を卑下するステイシー。
介人はそんなステイシーに、「俺たちのところに来いよ!一緒にトジテンドを倒そう!」と誘いますが、「僕のことは放っておいてくれ!」と突き放されてしまうのでした。
ワルド出現三度の予言的中
続いて神の予言通りに出現してきたサファイアワルドの元へ駆けつけたゼンカイジャーメンバーは、二度目の予言的中に驚きます。
サファイアワルドも一瞬にして介人によって撃破!
戦いを終えた介人はカラフルにて、孤独なステイシーをうちに連れてきてもいいかをヤツデに確認したところ、二つ返事をもらい喜びます。
そしてまたしても街に現れたワルドは、予言通りのコウモリワルド!
コウモリワルドもゼンカイジャーによってあっという間に撃破!
すると勝利の余韻に浸るガオーン、ブルーンに立て続けに神が憑依して、「これで信じてくれたかな?」との問いかけに対して介人は、
「あぁ、一緒にトジテンドを倒そう!」
と、最終決戦へ向けて意気込むのでした!
ゼンカイジャー46話【ゲゲっと飛び出た神のちょっかい!】いっすんの感想
ではあらすじを振り返りながら、いっすんの感想をしたためていきますね!
五色田介人の薄弱な思考と一貫性
ニンジンワルドを撃破して再度登場した神ステイシーに対して介人は語気を荒げて、
「ステイシーが良いって言ったのか。」
「人の体勝手に乗っ取るようなやつ、信用できない。俺たちと話したいなら、俺の体使えよ!」
と発言していましたが、
この辺りの介人の言動について考えてみたいと思います!
今まで神とジュラン、ブルーンらの会話が粛々と進んでいたにもかかわらず、沈黙を貫いていた介人が初めて神に対してハッキリと自身の意見を述べたのがこのセリフでした。
おそらく神かどうかを確かめる判断材料が何も思いつかないうちに会話がドンドン進んでいき、どうすべきかと悩んでいたところに・・『そういえば、本物のステイシーってどうなってるんだ?』ということに思い当たり、段々と怒りがわいてきたものと思われます。
確かにステイシーの安否は気になります。
介人の誰よりも優しい心を持つ性格が、良く描出された結果の言動と言えるでしょう。
しかし、ステイシーを開放してもらったあとに神かどうかの重要な裁断については放棄しています。
例えば、『とーちゃん、かーちゃんを無事に連れてきてくれ!』とお願いするとか。
それを指揮し方向性を定めるのはリーダーであり、主役である介人の役割です。
そのため、かくも重要な主役の思考としてはあまりにも薄弱ではないか、と思ったものです。
そしてステイシーの体に憑依している時は思い切り神に盾突いていましたが、終盤では打ち解けています。
三度のワルド出現予言的中&ステイシー以外に憑依したことで、一気に仲間気分です。
更に、ガオーンとブルーンに憑依したことは全く怒りませんでしたね。
この両者は神に申し出たとはいえ、それは介人にならって発言しただけのことであって本心ではないはずです(ブルマジは介人にならうというより好奇心の方が勝っていたようですが)。
介人自身が彼らをそうさせてしまったという罪悪感がないものか、とも思ったものです。
しかしながらこれらの出来事は、介人の性格を如実に表していると言えるのです。
少年のような純粋さと、少し低めの教養、誰よりも深い優しさを持ち、大人でありながら良い意味で無邪気さを感じさせる言動・・
彼の番組始まって以来の少年のような個性を1年間貫いてきた結果であり、そういった意味では介人の節操堅持には目を見張るものがあります。
第一話ではスカイツリーからバンジージャンプしようとしていましたが、このような思考や言動をしますかね?普通ww
しかし今までの少しおバカな言動も、それら全てひっくるめて彼が五色田介人である所以であれば、彼の一貫性には敬服するものであり、今回の行動にも全て合点がいくものと思わざるを得ませんでした!
介人のかつての言葉・・
「俺は、世界初の・・何かデッカイことがしたいんだ!!」
が、全世界を救うというかたちで結実する日が近づいていることを思う時、番組が終焉に向かっている寂しさと共に、最後まで絶対に見届けなくては!!という強い思いが湧いてくるものです!
彼の純粋な言動によって、数々の人やキカイノイド、多くのトピアを救ってきたことを思えば、素晴らしき五色田介人の一貫性と言う他ありません!!
おかえりステイシー
神から解放されたステイシーは開口一番、
「五色田介人!?お前たち、なんでここに!?」
元のステイシー、キターー(゚∀゚)ーー!!の瞬間、大感動です!!
「ステイシー・・?ステイシーだよね!よかったー!!」
「触るな!」
ステイシーの突き放しに対しても、「やっぱステイシーだぁ!!」と再度ステイシーの体をガッシとつかみかかる介人と嫌がるステイシー。
うーん・・・尊い
そして夜の公園にて、たたずむ介人とステイシーのシーン。
自身が神によって長い間憑依されていた事実を介人から聞くステイシー。
ここでステイシーはバラシタラを超えたかった一心で駆け抜けてきたが空回り、挙句に神の傀儡(くぐつ)となったことを卑下して自身を責めます。
今まで一度たりとも見せたことのないステイシーの本心から出た弱み。
つらい境遇でずっと孤独に戦ってきたステイシーの胸中が痛いほど伝わり、胸が締め付けられる思いがしました・・!
次回予告ではヤツデを前にして号泣するステイシーの姿が見受けられましたが、クライマックスにしてようやく心を打ち解け始めたステイシーがどうにも尊くてたまりません!!
おかえり、ステイシー!!
ワルド3連続登場
神ステイシーの予言によって出現したニンジンワルド・サファイアワルド・コウモリワルドの3ワルド連続登場は盛りだくさんでお腹いっぱいになりましたね!
1ワルド目:ニンジンワルド
ニンジンワルドではビームカロティンを喰らったゼンカイザーがニンジンゼンカイレッドになってしまい、ゼンカイレッドとは微妙にフォームが違うものの、このような使われ方をされるゼンカイレッドにSNSでは哀れみや落胆の声も多かったですね。
ニンジンワルドは介人とゼンカイオージュラガオーンの働きによって、瞬殺!
「もみじおろしは、ニンジンじゃないニンジ~ン」ニンジンワルドの最後のセリフに対して、
「大根おろしに唐辛子混ぜたやつね!」ジュランの返しナイス!w
2ワルド目:サファイアワルド
サファイアワルドでは介人以外がサファイア・アイによって宝石に夢中になってしまいましたが、そのときジュランが介人に対して
「この中あるだろ、宝石!・・ないのか、じゃあな!」
と高速でワチャワチャと去っていったの草すぎましたw
残された介人の健闘によってサファイアワルドもダイサファイアワルドも撃破!
ビルの上に置かれたキラメイストーンが非常にキラメイていて、ヒラメキーーング!!でした!
3ワルド目:コウモリワルド
そして最後のコウモリワルドは吸血音波を事前に予測されていたためにアッサリと撃破!
ダイコウモリワルドはゼンカイオーブルマジーンが撃破!
「血を吸うコウモリは、実は少ないコウモリ・・!」
という、コウモリワルドの最後のセリフも豆知識ありがとうという感じで草でした!w
一話で3体ものワルドを出現させてくれて、お腹いっぱいになり最高でした!!
この3体が最後の登場ワルドになるのかもと思うと寂しすぎますね・・!!
まとめ
公式ツイッターのまとめはこちら
神から解放されたステイシー、
そしてゲゲの反応や3ワルド予言的中、
ガオーン&ブルーン憑依など・・・
神の存在が真実であることの信ぴょう性が増す、奇怪で痛快な一話でしたね!
ゼンカイジャーらしさゼンカイで、非常に楽しめました!!
次回は、
第47カイ「パレス突入!ボスの前でも頭が高い!」
です!
トジテンドの本部であるトジテンドパレスに、ついに乗り込みます!!
ついにクライマックス突入で、これから1話たりとも目が離せませんね!!
それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!