初心者におすすめなFX注文方法はこれ!便利な4つの注文方法も解説

初心者におすすめなFX注文方法はこれ!便利な4つの注文方法も解説
いっすん

こんにちは、ニチアサ紳士いっすんです!

FX(外国為替取引)では、いくつかの注文方法があります。

う~ん、FXの注文ってハードル高そう・・。

いっすん

大丈夫、初心者でも簡単に注文できますよ!

今回の記事を簡単に要約
  • 初心者にオススメの注文方法は成行・指値・逆指値注文
  • 『成行注文』は即座に注文約定
  • 『指値注文』はレートを指定した注文
  • 『逆指値注文』は損切り・利益確定・トレンド追従などに利便
  • 『OCO注文』・『IFD注文』・『IFO注文』・『トレール注文』はFXでよく使う便利な注文法!

FXは株式投資と同様の注文もある他、FXならではの便利でテクニカルな注文方法もあるため、取引前にしっかりとこれらを押さえておく必要があります。

今回はFX初心者にオススメな注文方法もお伝えしていきますので、ぜひ読んでみてください!

いっすん

FXの注文方法と、初心者にオススメな注文方法を解説していきます!

目次

成行・指値・逆指値注文

初心者におすすめなFX注文方法はこれ!便利な4つの注文方法も解説

まずはスタンダードな成行・指値・逆指値注文について解説していきますね!

成行注文

成行注文は即時に注文が約定する方法で、「すぐに買いたい・売りたい」という場合に有効な注文方法。

リアルタイムなレート(値段)による取引となるため、約定額が比較的想定しやすくなります。

しかし必ずしもリアルタイムなレートを狙い撃ちできるわけではなく、相場の値動きが激しい場合等は想定外の価格で約定する可能性もあるため、その点に注意が必要。

指値注文

指値注文は希望する売買レートを指定する注文方法。

あらかじめ売買レートを指定するため、想定外の値段で約定する心配がありません。

「希望するレート以下になったら買いたい・以上になったら売りたい」などのニーズに応えつつ、チャートに張り付く必要もない点が指値注文の特徴です。

逆指値注文

逆指値注文は、指値注文の「逆」で売買レートを指定する注文方法。

指値注文では「希望するレート以下になったら買いたい・以上になったら売りたい」といった場合に利用します。

それに対して逆指値注文では「希望するレート”以上”になったら買いたい・”以下”になったら売りたい」などのニーズに応える注文方法。

通常は「安い価格で買いたい・高い価格で売りたい」というニーズに対して、逆指値注文では逆の注文「高い価格で買いたい・安い価格で売りたい」が可能ということ。

この一見奇妙な注文方法をどこで利用するのかというと、損切り・利益確定・トレンド追従などに非常に有効となります。

もう少し詳しく3つの方法について見ていきましょう!

逆指値注文で有効な3つの方法

【損切り】
買い注文をした場合、逆指値注文で「指定した金額以下になったら売る」という損切りが設定可能。

【利益確定】
売り注文をした場合、逆指値注文で「指定した金額以下になったら買い戻す」という利益確定もOK。

【トレンド追従】
トレンド相場などで上昇相場に便乗したい場合、逆指値注文で「指定した金額以上になったら買う」というトレンド追従も可能。

これらのケースで非常に有効となるのが、逆指値注文ということになるわけですね。

いっすん

以上3つがFXのスタンダードな注文方法でした!

初心者にオススメな注文方法

初心者にオススメな注文方法をご紹介していきますね!

初心者にオススメな注文方法とは、成行・指値・逆指値注文を混合させた注文方法となります。

初心者へのオススメポイント

成行注文:
即座に約定することから、初めてのFX注文や「すぐに買いたい・売りたい」場合などに有効。

指値注文:
チャートに張り付く必要がないため、日中忙しいサラリーマンでもFX取引が可能になるためオススメ。

逆指値注文:
逆指値注文では損切りの予約注文が行えるので、初心者にありがちな「損切りできずに大損した」というリスクも防止可能。

そのため、以上の3種を混合した注文方法がFX初心者にはオススメ!

但し『成行注文』については、初心者のうちからあまりに多用しすぎることはオススメできません。
理由として、常に成行注文ではチャートに振り回されるギャンブル要素が強くなり、そういった取引の連続では損失を大きくしてしまう危険性があるため。

買い注文の場合では、指値注文(成行注文)で買い、指値注文で利益確定を設定し、逆指値注文で損切りを設定する、という手法が初心者にはオススメですよ!

いっすん

3種混合ですが、『成行注文』は控えめにというイメージですね!

OCO・IFD・IFO・トレール注文

初心者におすすめなFX注文方法はこれ!便利な4つの注文方法も解説

FXでは他にも様々な注文方法があります。

FX取引でよく使う注文方法4つについて、それぞれを解説していきますね!

OCO注文

OCO注文は(One Cancel the Other)の略語であり、投資家の思い描いたシナリオの通りに注文を発注させることができる方法です。

OCO注文とは、2つの注文を同時に出し片方の注文が成立した場合、もう片方の注文がキャンセルされるというもの。

買い注文の場合ですと利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文を同時に出しておけるもので、非常に重宝する注文方法の一つ。

利益確定と損切りの注文を同時に出すものの、実際に執行される注文はどちらか一方。

つまり値上がりしても利益を確定でき、値下がりしても早めに損失を確定(損切り)できる優秀な注文方法なのです。

IFD注文

IFD注文は英文の「If done」の略語で、チャートに張り付いていられず、ポジション決済までのシナリオを自動で行いたい人が重宝する方法です。

IFD注文とは、新たにポジションを建てる際にその先のポジション決済の注文まで入れておける注文方法。

IFD注文は、「もし希望するレートで買い(売り)が成立したら、次は希望するレートに到達した時点で売る(買い戻す)」という指定ができる方法となります。

具体的には次のような注文を入れたい場合に利用します。

  • 新規注文を入れて、その先の利益確定を予約したい場合
  • 新規注文を入れて、その先の損切りを予約したい場合

新規注文&その後のポジション決済まで予約に入れることができる自動発注方法であるため、しっかりとしたシナリオが描ける場合は有用です。

IFO注文

IFO注文はIFD注文とOCO注文が一つになった注文方法で、IFD-OCO注文とも呼ばれます。

IFO注文とは、IFD注文で新規注文の予約を入れておき、その後OCO注文が働くことで利益確定もしくは損切りのどちらかをシナリオに沿って執行できる方法。

IFD注文では新規注文を執行した後に、ポジション決済においては一つのシナリオしか指定できませんでした。

しかしIFO注文を利用することで、新規注文を執行した後に、ポジション決済については「利益確定とするのか・それとも損切りとするのか」値動きによって自動判定してくれる優秀な注文方法になります。

トレール注文

トレール注文は(trail:追跡する)という意味を持つ方法で、建玉(ポジション)を持っている状態の挙動を設定する方法です。

トレール注文とは、保持しているポジションの逆指値注文がレートの上昇に追従していく注文方法。

トレール注文を行う場合は条件を指定する必要があるのですが、一つのケースを例にしてみます。

トレール注文の例

100円のポジションを持っており、

トレール注文の条件:逆指値注文99円、値幅1円

でトレール注文を出すと、

101円にレートが上昇すれば設定していた値幅1円分、逆指値注文の設定が99円+1円=100円に変動する。

つまりレート上昇に伴って、逆指値注文で指定した利益確定ライン(または損切りライン)が追従していく仕組みということです。

トレール注文はトレンド相場が発生した際に利益を伸ばしつつ、下がった場合に利益確定(損切り)もしっかりと行える便利な注文法なのですね。

しかも一度上昇した逆指値注文の値段は、例えレートが下がったとしても変わりません。
そのため上昇トレンドの際には最高値の逆指値注文が利益確定ラインとなり、トレンドが下降したとしてもある程度の利益が確保できます。

いっすん

以上の4つがFXでよく使われる注文方法でした!

まとめ

FXにおける初心者におすすめな注文方法、それからよく使う4つのテクニカルな注文方法をご紹介してきました!

買い注文の場合では、指値注文(成行注文)で買い、指値注文で利益確定を設定し、逆指値注文で損切りを設定する、という手法が初心者にはオススメ!

そしてFX取引に慣れてきた頃に、OCO注文・IFD注文・IFO注文・トレール注文などのテクニカルな注文方法も取り入れていくと、あなたのFX取引の幅も広がっていくのではないでしょうか!

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それでは今回はこのくらいで。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

いっすん

いっすんでした!

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