こんにちは、ニチアサ紳士いっすんです!
FX(外国為替取引)では、いくつかの注文方法があります。
う~ん、FXの注文ってハードル高そう・・。
大丈夫、初心者でも簡単に注文できますよ!
- 初心者にオススメの注文方法は成行・指値・逆指値注文
- 『成行注文』は即座に注文約定
- 『指値注文』はレートを指定した注文
- 『逆指値注文』は損切り・利益確定・トレンド追従などに利便
- 『OCO注文』・『IFD注文』・『IFO注文』・『トレール注文』はFXでよく使う便利な注文法!
FXは株式投資と同様の注文もある他、FXならではの便利でテクニカルな注文方法もあるため、取引前にしっかりとこれらを押さえておく必要があります。
今回はFX初心者にオススメな注文方法もお伝えしていきますので、ぜひ読んでみてください!
FXの注文方法と、初心者にオススメな注文方法を解説していきます!
成行・指値・逆指値注文
まずはスタンダードな成行・指値・逆指値注文について解説していきますね!
成行注文
成行注文は即時に注文が約定する方法で、「すぐに買いたい・売りたい」という場合に有効な注文方法。
リアルタイムなレート(値段)による取引となるため、約定額が比較的想定しやすくなります。
指値注文
指値注文は希望する売買レートを指定する注文方法。
あらかじめ売買レートを指定するため、想定外の値段で約定する心配がありません。
「希望するレート以下になったら買いたい・以上になったら売りたい」などのニーズに応えつつ、チャートに張り付く必要もない点が指値注文の特徴です。
逆指値注文
逆指値注文は、指値注文の「逆」で売買レートを指定する注文方法。
指値注文では「希望するレート以下になったら買いたい・以上になったら売りたい」といった場合に利用します。
それに対して逆指値注文では「希望するレート”以上”になったら買いたい・”以下”になったら売りたい」などのニーズに応える注文方法。
この一見奇妙な注文方法をどこで利用するのかというと、損切り・利益確定・トレンド追従などに非常に有効となります。
もう少し詳しく3つの方法について見ていきましょう!
【損切り】
買い注文をした場合、逆指値注文で「指定した金額以下になったら売る」という損切りが設定可能。
【利益確定】
売り注文をした場合、逆指値注文で「指定した金額以下になったら買い戻す」という利益確定もOK。
【トレンド追従】
トレンド相場などで上昇相場に便乗したい場合、逆指値注文で「指定した金額以上になったら買う」というトレンド追従も可能。
これらのケースで非常に有効となるのが、逆指値注文ということになるわけですね。
以上3つがFXのスタンダードな注文方法でした!
初心者にオススメな注文方法
初心者にオススメな注文方法をご紹介していきますね!
初心者にオススメな注文方法とは、成行・指値・逆指値注文を混合させた注文方法となります。
成行注文:
即座に約定することから、初めてのFX注文や「すぐに買いたい・売りたい」場合などに有効。
指値注文:
チャートに張り付く必要がないため、日中忙しいサラリーマンでもFX取引が可能になるためオススメ。
逆指値注文:
逆指値注文では損切りの予約注文が行えるので、初心者にありがちな「損切りできずに大損した」というリスクも防止可能。
そのため、以上の3種を混合した注文方法がFX初心者にはオススメ!
買い注文の場合では、指値注文(成行注文)で買い、指値注文で利益確定を設定し、逆指値注文で損切りを設定する、という手法が初心者にはオススメですよ!
3種混合ですが、『成行注文』は控えめにというイメージですね!
OCO・IFD・IFO・トレール注文
FXでは他にも様々な注文方法があります。
FX取引でよく使う注文方法4つについて、それぞれを解説していきますね!
OCO注文
OCO注文は(One Cancel the Other)の略語であり、投資家の思い描いたシナリオの通りに注文を発注させることができる方法です。
買い注文の場合ですと利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文を同時に出しておけるもので、非常に重宝する注文方法の一つ。
利益確定と損切りの注文を同時に出すものの、実際に執行される注文はどちらか一方。
IFD注文
IFD注文は英文の「If done」の略語で、チャートに張り付いていられず、ポジション決済までのシナリオを自動で行いたい人が重宝する方法です。
IFD注文は、「もし希望するレートで買い(売り)が成立したら、次は希望するレートに到達した時点で売る(買い戻す)」という指定ができる方法となります。
具体的には次のような注文を入れたい場合に利用します。
- 新規注文を入れて、その先の利益確定を予約したい場合
- 新規注文を入れて、その先の損切りを予約したい場合
新規注文&その後のポジション決済まで予約に入れることができる自動発注方法であるため、しっかりとしたシナリオが描ける場合は有用です。
IFO注文
IFO注文はIFD注文とOCO注文が一つになった注文方法で、IFD-OCO注文とも呼ばれます。
IFD注文では新規注文を執行した後に、ポジション決済においては一つのシナリオしか指定できませんでした。
しかしIFO注文を利用することで、新規注文を執行した後に、ポジション決済については「利益確定とするのか・それとも損切りとするのか」値動きによって自動判定してくれる優秀な注文方法になります。
トレール注文
トレール注文は(trail:追跡する)という意味を持つ方法で、建玉(ポジション)を持っている状態の挙動を設定する方法です。
トレール注文を行う場合は条件を指定する必要があるのですが、一つのケースを例にしてみます。
100円のポジションを持っており、
トレール注文の条件:逆指値注文99円、値幅1円
でトレール注文を出すと、
101円にレートが上昇すれば設定していた値幅1円分、逆指値注文の設定が99円+1円=100円に変動する。
つまりレート上昇に伴って、逆指値注文で指定した利益確定ライン(または損切りライン)が追従していく仕組みということです。
トレール注文はトレンド相場が発生した際に利益を伸ばしつつ、下がった場合に利益確定(損切り)もしっかりと行える便利な注文法なのですね。
以上の4つがFXでよく使われる注文方法でした!
まとめ
FXにおける初心者におすすめな注文方法、それからよく使う4つのテクニカルな注文方法をご紹介してきました!
そしてFX取引に慣れてきた頃に、OCO注文・IFD注文・IFO注文・トレール注文などのテクニカルな注文方法も取り入れていくと、あなたのFX取引の幅も広がっていくのではないでしょうか!
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それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!