暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ドン6話「キジみっかてんか」
のあらすじ・ネタバレ感想をお話ししていきます!
(ネタバレを含むため、まだご覧になっていない方・ストーリーを知りたくない方はご注意願います)
ドンブラザーズももう6話です、面白い作品は本当に体感時間が早いですね!!
ドン6話は、キジであるキジブラザーメインのお話しでしたね!
キジの三日天下というタイトルからもう結末は分かってしまいがちですが、見事に三日の天下でしたw
しかしそのような中、キジであるつよしは桃井タロウと心を通わせる重要なイベントがあり、その折りに実は似た者同士という新しい発想を見せてくれました!
今回いっすんが注目する点は、以下の4点です!
- ソノザがヨドンナとかぶってる
- 雉野つよしとタロウの勝負が草すぎw
- タロウとつよしの似た者同士という新しさ発見
- 桃井タロウの魅力について語ります!
ギャグばかりの回かと思いきや、タロウとつよしの内面を知ることができる非常に重要な回でした!
より詳しく解説&感想をしたためていきますので、是非読んでみてください!
ドンブラザーズ6話ざっくりあらすじ
それでは、ドンブラザーズ6話のざっくりあらすじを振り返っていきます!
キジの三日天下
雉野つよし(キジブラザー)は妻であるみほが栄えある美容師として表彰される折り、自分では煌びやかな会場と輝かしい妻が釣り合わないことを理由に、適当な嘘をつき辞退します。
喫茶どんぶらにて、みほにふさわしい男になりたいと愚痴をこぼしていたところ、どんぶらマスターの介人より、「ポイントを使えばデキる男になれる」との言葉を受け、「そんなポイントがあれば今すぐ使いますよ。」と二つ返事。
するとつよしは今までとは比べ物にならないほど仕事も人助けも絶好調となり、一気に部長の座まで駆け上がり派手さのある生活へと一変。
つよしは桃井タロウ(ドンモモタロウ)と会い、配下になるようスカウトするもタロウは辞退。
「大丈夫か?以前より弱くなっているみたいだが・・。」
と、タロウはつよしのことを心配し声をかけるも、つよしの慢心はとどまるところを知らないのでした。
疑問に対する答えを聞くはるかと真一
鬼頭はるか(オニシスター)と猿原真一(サルブラザー)はタロウと会い、ドンブラメンバーとなった理由や敵の素性、目的などを尋ねます。
しかしタロウは「全てを知っているわけではない。」と一蹴。
タロウの代わりに桃井陣が登場し、次のように答えを聞かせてくれました。
- 敵は「脳人(ノート)」で、高次の世界の住人。
- 強い欲望を持つ人間は「ヒトツ鬼」へと変貌する。
- 「ヒトツ鬼」へと変貌した者を人間ごと消去するのが彼らの仕事。
- 人の欲望が高次の世界を乱すため、欲望のある人間ごと消去するという。
- ドンブラザーズはポイントを貯めれば戦士を辞めることもでき、また、どんな願いでも叶えることができる。
- しかしポイントの使い方を誤れば、不幸がおとずれる。
これらの情報を一気に聞かされることとなり、はるかと真一は戸惑いを隠せないのでした。
キジとタロウは似た者同士
激変するつよしの傍らにいたみほは突如倒れ、入院することに。
どうすればよいのか分からなくなったつよしは、タロウへ勝負を挑むことで真の男になってみほを助けられると思い立ちます。
勝負を受けてくれたタロウに、つよしは昔から何をやってもダメだったため得意なものがないことを吐露。
するとタロウは、
「俺はなんでも出来た、だから得意なものがない。似ているな、俺とあんたは。」
と意外な答えをよこしてきます。
しかしそこへ突如、看護師・切田が変貌した動物鬼が出現!
タロウはアバターチェンジ!
その姿を見ていたつよしは、タロウがドンモモタロウであることを初めて知ります!
ドンブラザーズは5人大集合し、脳人のソノザを撃退しつつ、動物鬼の撃破に成功!
病床に伏していたみほも劇的な回復をとげ、つよしとみほは以前の笑顔を取り戻します。
それを見ていたタロウは、
『お前の勝ちだ。俺には、女性をそんな笑顔にすることはできない。』
と心の中でつぶやき、病院をあとにするのでした。
ドンブラザーズ6話【キジみっかてんか】いっすんの感想
それではドン6話のあらすじを振り返りながら、いっすんの感想をしたためていきますね!
ソノザがヨドンナとかぶってる
脳人のソノニは『なぜ人間は愛するのか?』ソノザは『なぜ人間は笑うのか?』これを興味の対象としており、自分なりに答えを捜そうと直接人間に接触を試みます。
ソノザは看護師切田に向かって、
「ハハハ、いいのか?これで。」
と問い、
更にはドンモモタロウに向かって、
「お前は笑いが得意だったな。ハッハッハ、これで合ってるか?」
笑い方が合っているのか確認します。
しかしながらこれらは魔進戦隊キラメイジャーの敵幹部ヨドンナの行動、セリフと全く同じなのです。
問題は、ここまで共通点を持ってこられるとどうあっても両者を比較してしまいがちになる点です。
心理学では『比較』という分野の研究もあるくらいで、秀でているのはどちらなのか白黒をつけたくなるのが人間の根源にある心理です。
それが似ている者同士であれば尚のことです。
『猫の敵は猫。』と言うように、似た者同士はとかく競争心や比較の心理が芽生えやすいもの。
そこでソノザはヨドンナほどのキャラクターかというと、
ソノザはヨドンナの強烈なキャラクターに明らかに負けている感が否めません。
ヨドンナのキャラクターに寄せてしまったのであれば比較されることは避けがたく、それを超越するほどアクの強いキャラクター像を練り上げる必要性が絶対です。
そうでなければソノザは中途半端な敵幹部で終始してしまうこと、これは疑いに難くありません。
しかしあの特異で奇怪なキャラクターでありながらも、あれほどの人気を誇るレジェンドとも言うべき顔出し女幹部を超えること・・・これは容易ではないです。
これらを考えるときヨドンナに寄せるではなく、もう少しひねりを入れてソノザの『個』を強調することができなかったのか、そこが残念でなりません。
まだシリーズ序盤なので、キャラクター描写に迷っているのかもしれません。
今後とも、期待をこめてソノザに刮目ですね!
まだ出てきたばかりなので、脳人を形づくる今後のプロデュースに期待したいですね!
雉野つよしとタロウの勝負が草
つよしが病床に伏したみほを回復させるためにタロウに勝負を挑みましたが、
「それが・・なんで俺と勝負なんだ?」
タロウの回答に、全くごもっともで非常に草でしたww
そして勝負の際、つよしのイメージが全部『~相撲』で草w
「得意なものがない」のはわかりますが、体力勝負以外の自分が少しでも有利な分野での勝負イメージはできないんかいw
炎のリングならぬ炎の土俵による、イメージ相撲3本勝負で滅多打ちにされるつよしも良い味出してましたね!
『ダメだ何をやっても勝てる気がしない。やっぱり、桃井さんはスゴイ!!』
勝手にイメージして勝手に負けているだけなのに、心の声による結論も草でしたw
つよしのすさまじい妄想力やリアルな勝負のイメージも十分スゴイからw
ドンブラのギャグはセンスたっぷりで大好き!!
タロウとつよしの似た者同士という新しさ
つよしはタロウとの勝負の手前、「子供の頃から何をしてもダメだったから、得意なものがない。」と話します。
するとタロウは、「俺はなんでも出来た、だから得意なものがない。似ているな、俺とあんたは。」と言いましたが、これには斬新さを感じずにはいれませんでした。
タロウは全てのことに秀でているため、どれか突出しているもの一つを選ぶことができません。
しかしつよしは真逆で、本当に何もできないタイプ。
本来正反対であるはずの特性が、タロウの純粋さによって『似た者同士』となる感性に新しさを感じました。
しかしタロウは「自分は何をやってもうまくできる」という慢心など一切なく、むしろそれによって孤独を感じた過去を持つことで、卑下に似た感覚を持っている寂しさと謙虚さに胸を打たれました。
元気になったみほの笑顔を見たタロウは、『お前の勝ちだ。俺には、女性をそんな笑顔にすることはできない。』と心の中でつぶやく真っすぐさも大好き。
実は相手の土俵に入って、つよしからの勝負を受けていたタロウ。
しかし負けを潔く認める純真さと、孤独をにおわせる哀愁が漂って、もっともっとタロウのことが気になる。放っては置けない。そんな気分にさせられました!
桃井タロウの魅力について
桃井タロウのキャラクターはシリーズの序盤ではただの変わり者の世間知らず、そして変身したらお祭り好きな乱暴者、という程度の解釈でした。
しかし回を重ねるごとに、タロウの魅力がドンドン引き出されてきていますよね。
タロウは常に真顔というイメージがあり、感情を滅多に出さず、笑うこともほぼありません。
そのようなタロウが常に背負う陰が彼の魅力を巧みに作り出しており、タロウを見ているとまるで迷子の子供を見ているかのような、一人にはさせたくないという気持ちが湧いてきます。
しかも真っすぐで純粋、曲がったことが大嫌いという正義感もあり、母性や父性を更にくすぐっているのかもしれません。
孤独によって心を閉ざした少年が、『他人を幸せにすることで幸せを学ぶ。』そのために一生懸命生きている。それが桃井タロウです。
タロウの現在の行動原理は『幸せを知る、学ぶ』ことです。
一旦は心を閉ざして立ち止まるも、しかし決して悲観的になって投げやりになるのではなく、なんとか前に進もうと誰よりも奮闘している。
そんな健気な姿にも惹かれるのでしょうね。
ドンモモタロウに変身した時の荒々しい性格が、理性の人であるタロウと正反対の構図を描き出していてこれも魅力的ですよね!
桃井タロウというキャラクターを生み出した素晴らしいシリーズシナリオ、そしてプロデュースには感嘆の他ありません!
これからもタロウのことが気になって仕方がないので、刮目していきます!
桃井タロウとドンらザーズをこれからも応援していきます!!
他のファンの反応
ドンブラザーズ6話を見た、他のファンの反応をご紹介しますね!
親近感湧いてからの~最後でフフッとなりましたw
このときのタロウが心底心配そうな表情をしているのがいいですよね!
あぁーーー、それ!!
いっすんもそのセリフ大好きすぎてフフッとなってました!!w
まとめ
公式ツイッターのまとめはこちら
つよしの魅力、人となりが知れた貴重な回でしたね!
タロウの人間性も徐々に明らかになって、魅力満載になってきましたドン!!
今回を一言でまとめると、『世話のかかるお供だな!!』な回でしたね!!
次回は、
ドン7話「せんせいのむれ」
です!
タイトルから草w
はるかの学校に猿原真一と桃井タロウがやってきた!?
そして必殺の校長ダイナミックが炸裂DONって、どんな話しやね~~~んww
それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!