仮面ライダーリバイス
第18話「バディの軌跡、炎と氷の奇跡」
のあらすじ・ネタバレ感想をお話ししていきます!
(ネタバレを含むため、まだご覧になっていない方・ストーリーを知りたくない方はご注意願います)
今回も緊迫、そして圧巻の内容でしたね!!
今回は仮面ライダーリバイス始まって以来、初のオープニングなしでしたね!
アバンからの画面暗転、ダークな背景にタイトル出現はゾクゾクしました!
ボルケーノバイスタンプによって大やけどを負った、一輝の大ピンチを上手に演出していて素晴らしかったです!
大ピンチ満載の今回、いっすんは次の4点に衝撃を受けましたので特筆します!
- さくらの無責任&怠慢
- 狩崎は一輝をなぜ行かせたか?
- ボルケーノバイスタンプで悪魔分離に成功
- アギレラ様の尊さ
さくらの無責任&怠慢があまりにもいっすんの中では衝撃的で、その点に深くメスを入れています!
更には狩崎がなぜ瀕死で重症の一輝を行かせたのか?実は、深い理由がそこにはあったのです!これらの内容についてまとめていますので、ぜひ読んでみてください!
仮面ライダーリバイス18話「バディの軌跡、炎と氷の奇跡」ざっくりあらすじ
さてそれでは、まず仮面ライダーリバイス18話のざっくりあらすじ をご紹介します!
ボルケーノバイスタンプの脅威
女性信徒を救えずオルテカに挑発されて怒りが頂点に達した一輝。
怒りに任せてオルテカに突撃するも、ボルケーノバイスタンプの反動で一輝は業火に焼かれてしまいます!
ほどなくして、病床で意識を取り戻す一輝。
一輝の意識回復を見て安堵し病室から出たさくらは、なんとフリオと遭遇!
しかし戦う意思がないことを告げてきたため、さくらはしぶしぶフリオの話しを聞くことに。
フリオは「刺し違えてでもオルテカを倒す。俺が死んだら、アギレラ様のことを頼みたい。」と、さくらにお願いしてきたのでした。
さくらはフリオと陽介が会ってもらうことを条件に、承諾します。
一輝の病室にて、狩崎はボルケーノバイスタンプの暴走について謝罪をしてきました。
そしてギフテリアンが誕生した時点で元となった人間は死んでいるため救うことはできないこと、フェーズ3の悪魔切り離しについては全く手出しができない旨を伝えてきたのです。
更に、次にボルケーノバイスタンプを使えば最悪一輝が死ぬ危険性を示唆してきました。
一輝が悪魔と人間の分離にこだわることがなければ、一輝自身も傷つくことはなくなるのに・・との狩崎の言葉に一輝は、
それじゃ、意味がないんです!!
熱い気持ちをぶつけます!
しかし現状策がないことに、一輝は苦悶の表情を浮かべるのでした。
フリオと陽介和解の破綻
フリオと陽介はさくらの仲介で再開を果たします。
二人はお互いの心中を吐露し合うことで、すれ違っていた気持ちが徐々に溶けていきました。
しかし和解の刹那、突如現れたオルテカに陽介はスタンプを押され、ギフテリアンの犠牲となり死んでしまいます!
怒りが爆発したフリオは、ウルフ・デッドマンライオットと進化を遂げてオルテカを一瞬にして撃退!
一方病室で一輝はバイスに対して、自分に興味が持てないから誰かに興味を持ってもらうこと、喜んでもらうことに必死になっていたことを打ち明けます。
そのせいでバイスを危険な目に合わせたくないとも。
しかし『バイスは一輝から生まれた悪魔であり、バイスに興味があるということは一輝自身に興味があることと同じ。』そのように、バイスは一輝を元気づけます。
一輝はバイスの言葉に励まされ、二人の気持ちは一つであることをお互いが確認し合うことができました。
決戦!新生一輝&バイス
暴れまわるウルフ・デッドマンライオットを抑えようとジャンヌ&ライブが応戦するも圧倒的力の差に成すすべがありません!
そこへ一輝とバイスが登場!!
「次は死ぬかもしれない。」という狩崎の言葉を受け止めつつ、再度手に入れたボルケーノバイスタンプ・・しかし一輝とバイスの心は決まっていました。
いくぜ、相棒!!
一輝とバイスは再び仮面ライダーリバイボルケーノレックスゲノム、仮面ライダーバイスバリッドレックスゲノムとなり、真価を発揮したバディを見せつけます!
圧倒的パワーと息ピッタリのバディでウルフ・デッドマンライオットを撃破!!
変身がとけたフリオは戦意を喪失して、突如出現したオルテカの奇襲攻撃で命を落とさんとするその刹那・・!
クイーンビー・デッドマンが現れ、フリオを守ります!
フリオ、スマ~イル!
陽介を失った悲しみ、そしてアギレラの暖かなる言葉に嗚咽をもらしながら号泣するフリオ。
そのままアギレラとフリオは瞬間移動で戦線を離脱します。
ボルケーノバイスタンプを使いこなした一輝とバイスは、絶命することなく生還できたことに喜び、そして大二・さくらと共に勝利の余韻に浸るのでした。
仮面ライダーリバイス18話【バディの軌跡、炎と氷の奇跡】いっすんの感想
あらすじを振り返りながら、いっすんの感想をご紹介していきますね!
さくらの無責任&怠慢
さくらはフリオの『アギレラ様のことを頼みたい』という願いを聞き入れる替わりに、フリオと陽介を会わせました。
大二やヒロミ等になんの相談もなくです。
まずこれだけでも相当危険な独断行為と、さくらは知るべきです。
しかもそれだけではなく、
フリオと陽介のやり取りの最中に監視や護衛を全く放棄しましたね。
旧友二人きりにさせてあげたい気持ちはわかります。
しかし、フリオはデッドマン化する危険な悪魔です。
交わす言葉の内容によっては、その悪魔が陽介の命を奪ってしまうのでは?という想像力が働かなかったのでしょうか。
完全にその場から姿を消すのではなく、二人の声が届かない程度の絶妙な距離に身を置いて監視することはできたはず。
いや、そうするべきだったのです。
それをしなかった結果、オルテカによって陽介は悪魔ギフテリアンにされ、陽介はその場で死亡。
そしてフリオはウルフ・デッドマンライオットへと進化を遂げてしまい、怒りに我を忘れた驚異的なパワーを持つ悪魔が誕生してしまいました。
更に言うと・・
ジャンヌとなったさくらは、フリオことウルフ・デッドマンライオットに一切攻撃をしていません。
優しい心を持っているはずのフリオが親友の死を目の当たりにして打ちのめされたことにさくら自身もショックを受け混乱し、攻撃することができなかったのかもしれませんが、仮面ライダージャンヌとしてそれは許されません。
本来であれば、フリオをウルフ・デッドマンライオット化させてしまった責任のあるさくらが、猛然と攻撃をしてフリオを全力で止めなくてはならないはずです。
しかしそのようなことも全くありません。
そして極めつけには・・
ウルフ・デッドマンライオットの相手を、ボルケーノバイスタンプで重症を負っている一輝兄が戦わなくてはならなくなったことです。
もし一輝がボルケーノバイスタンプを再度使いこなせずにまたしても業火に焼かれて、最悪死亡していたかもしれないのです。
この一連を考える時、
さくらのあまりにもあさはかすぎる行動に、無責任と怠慢を感じてしまったものです。
そしてフリオが暴走した際、街が大規模に破壊された描写があったのですが、なかったことになっています。
あれは想像上の演出ということでしょうか?それとも煙を巻き上げただけ?
その描写が一輝とバイスにピンチを知らせるためという役割があったことはわかりますが、もう少し何かしらの状況解説がほしいところでした。
さくらは素晴らしい戦士なんだから、仮面ライダージャンヌの自覚を持って行動してほしい!
狩崎は一輝をなぜ行かせたか?
病室にて、狩崎が重傷を負わせてしまったことを一輝に謝罪するくだりで、初めて狩崎にもそういった心があることを知り、嬉しく思いました!
狩崎は終始変わり者を貫いていたので、人を思いやる心すらも欠落しているものと、自然と思っていましたので、
狩崎の優しさに、ホッコリとしました!
しかし・・・
フリオが覚醒して暴れる現場に、一輝をなぜ行かせたか。
についてフォーカスしてみたいと思います!
ここで成功したからよかったようなものの、ボルケーノバイスタンプに対して明確な答えの出ぬうちに、なぜこのような短い期間しか経っていない状況で行かせてしまうのか。
また業火に焼かれたら本当に死ぬかもしれない大きなリスクがあり、そうでなくとも一輝は瀕死の重傷を負っていたのです。
仮にボルケーノが成功したとしても、まともに戦える体ではないはずなのになぜ?
その答えは、ボルケーノバイスタンプ受け渡しのシーンで明らかでした!
ボルケーノバイスタンプを受け取るために頭を下げる一輝&バイスから狩崎は何かを感じ、諦め半分に「次は死ぬかもしれないよ。」と警告しました。
その言葉に対して、一輝とバイスはお互い顔を見合わせて無言で意思の疎通を図りました。
『俺たちならやれる』と。
その一連から、狩崎は明らかなる変化を見出したのかもしれません。
そして結果、
一輝は「狩崎さん・・」のみ。
狩崎は「次は死ぬかもしれないよ。」だけ。
たったこれしかセリフのないシーンにもかかわらず、狩崎は二人の決意を感じ取り、心から二人を信頼するに至りました。
つまり無責任に二人を行かせたのでは決してなく、二人の漢気を汲み取ることができ、そして二人を心から信頼することができる・・そういった狩崎の大きな器が成し得た行動だったととらえています。
ボルケーノバイスタンプを一輝に手渡す狩崎から、
『責任は全て私が負う。だから君たちは何も気にせず、命を燃やして戦ってくれ』
というメッセージがいっすんには聴こえました。
無謀で無茶だけどカッコイイ二人の男を立てることができる狩崎も、最高にカッコイイ男だなぁ!!と、打ち震えたものです!
三人共カッコ良すぎて、もう今話最高のシーンと言っても過言ではないほど打ち震えました!!
ボルケーノバイスタンプで悪魔分離に成功
一輝とバイスはフリオことウルフ・デッドマンライオットの前に立ちはだかり、ボルケーノバイスタンプを駆使して再びリバイボルケーノレックス、バイスバリッドレックスとなり、真価を発揮したバディを見せつけましたね!
ウルフ・デッドマンライオットは高位な進化を遂げた凄まじい力を持つにもかかわらず、ボルケーノによる新たな力と、究極のバディを手に入れた一輝とバイスには全く敵ではありません!
そしてウルフ・デッドマンライオット撃退後、なんとフリオは消滅することなく悪魔分離!
『悪魔と人間を分離したい。』ついにその一輝の悲願が叶った瞬間でした!
最高すぎた!!
ここで一つ疑問なのが、一輝が瀕死の重傷を負いながらも、なぜあのようにキレッキレに戦えたのかということです。
戦闘直前までバイスの肩を借りて、からくも現場にたどり着いていた状態にもかかわらず、です。
その答えは、『バイスを相棒と認め』、更に『一緒に戦おう』と決意したことによって究極のバディが完成し、元々は一輝である二つの存在が一つとなった結果からくる、奇跡のパワーということでしょうか。
それとも使い方を誤ると業火に焼かれるも、正しく使えば一時的に利用者の回復力を驚異的に高めるなどの、ボルケーノバイスタンプの力なのでしょうか。
もしくは、物語終盤に一輝自身が言っていた「ん~、気合い?」なのでしょうか。
ここは妄想力でカバーしていきましょう!
いずれにしても、一輝の悲願が叶った瞬間は感無量でした!
アギレラ様の尊さ
一輝&バイスによってウルフ・デッドマンライオットは撃破され、人間の姿に戻るフリオ。
そこへ 突如出現したオルテカの奇襲攻撃でフリオが命を落とさんとするその刹那・・!
クイーンビー・デッドマンが現れ、フリオを守りましたね!
この瞬間、『あぁ、来てくれた・・。』と、この時点でいっすん半泣き!
「フリオ、私を一人にするの?」
もはやアギレラとフリオは主としもべの主従関係だけの存在では決してなく、絆がしっかりと築かれていること、フリオも大切な存在であることを明示してきた素晴らしすぎるワンシーンでした!
親友を失いどうすることもできない怒りと悲しみに、「アギレラ様・・俺」とつぶやくのが精いっぱいのフリオ。
そんなフリオに対して、
フリオ、スマ~イル!
フリオの頭をぐしゃぐしゃと撫でながらアギレラは笑顔を促しましたね。
フリオの悲しみ、フリオもアギレラの大切な存在であることの明示、そしてフリオを元気づけようと「スマ~イル」のお返しをするアギレラの優しさに、涙が溢れてきました。
アギレラ様、尊すぎる!!!
そしてキッと一輝一向に視線を向けるアギレラ様の悲しさと怒りをたたえた絶妙な表情・・・
浅倉唯ちゃんのその演技力には度肝を抜かれました!!
そしてハッとするほど美人すぎる!!
この絶妙な表情から、色々なメッセージを受け取ることができました。
さくらとのアイコンタクトも非常に良い!
最高すぎるシーンに感無量!!
そしてそして、フリオ役の八条院蔵人君の終始圧巻の演技、素晴らしすぎました!!
1つ目のシーン:病院におけるさくらとの初対面
病院内にてさくらに会った時の「待ってくれ、戦う気はない」というシーンおいて、さくらとの心の距離感や、泳ぐ目、絶妙な表情。なんと自然な演技でしょうか。
2つ目のシーン:病院におけるさくらとの会話
その後、さくらの条件「会ってほしい人がいる」に対しての、その人が陽介であると察した動揺の表情、まばたきするも半分しか降りないまぶた、潤んだ瞳。素晴らしい。
3つ目のシーン:悪魔分離して死を望むフリオ
ウルフ・デッドマンライオットから人間に戻りオルテカの奇襲を受ける直前の、絶望をたたえたうつろな瞳と死を望む虚無の表情。
4つ目のシーン:フリオ号泣
そして、陽介を失った悲しみとアギレラ様の愛に触れた圧巻の号泣シーン。
本当に親友を失くしたんとちゃうか?と思うくらい、嗚咽で呼吸もままならないほどの、魂の号泣はこちらの涙をこれでもかと誘ってきました。
アギレラ様もフリオもそれぞれの役者さんも最高すぎて、いっすんも号泣!
他のファンの反応
むむ!確かに女医の髪色が怪しげですね!
エグすぎますよね・・その一端を担うのがさくらという衝撃ですよ。
めっちゃ素敵なイラスト!
あばよフリオ!宜しく玉置!
まとめ
公式ツイッターのまとめはこちら
見事ボルケーノバイスタンプを使いこなした一輝&バイス!
そして一輝の悲願である、悪魔と人間の分離に成功した重要な第一歩。
今後のアギレラ様&フリオの動向が非常に気になる回。
盛りだくさんすぎて素晴らしすぎて、いっすんしばらく放心状態でした!!
次回は、
第19話「デモンズ注意報、ヒロミ包囲網!?」
です!
ヒロミさん、物語終盤に医師より「全ての数値が80歳オーバー。ライダー禁止!!」という衝撃の宣告を受けていましたね!
そして、なんと次回は【快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー】パトレン3号(明神つかさ)役を務めた奥山かずささん、そして【ウルトラマンギンガS】ウルトラマンビクトリー(ショウ)役、【仮面ライダーフォーゼ】でユニコーン・ゾディアーツ(新田文博)役を務めた宇治清高さんがサプライズ登場してきます!
これはヒーローファンとしては必見ですね!!
それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!