絶対に覚えよう!株の注文方法3種類

絶対に覚えよう!株の注文方法3種類
いっすん

こんにちは、ニチアサ紳士いっすんです!

株式投資を行う上で必ず必要となってくるのが、株の注文。

株の注文方法って、ただ「買う!」「売る!」ではないの?

いっすん

ごもっとも、いっすんも最初はそう思っていました。

しかし株式投資では絶対に押さえるべき3種類の注文方法があるので、これから詳細に解説していきたいと思います!

今回の記事を簡単に要約
  • 『成行注文』は即座に注文が約定する
  • 『指値注文』は指定した値段に到達したら約定する
  • 『逆指値注文』は損切り・利益確定・トレンド追従が可能

今回の注文方法を押さえていただければ、すぐにでも取引が可能になるよう詳しくお伝えしていきますのでぜひ読んでみてください!

いっすん

今回は株式投資3種類の注文方法です!

目次

成行注文

絶対に覚えよう!株の注文方法3種類

株式投資における成行(なりゆき)注文とは、株を購入する際に購入の値段を指定しない注文方法です。

買い注文であればその時点で出ている最も低い価格の売り注文とマッチング。
売り注文であればその時点で出ている最も高い価格の買い注文とマッチング。

取引可能時間中において即座に注文が約定する、という点が成行注文の特徴です。

売り気配気配値買い気配
1000550
1200540
300530
520400
5101500
5001800
株の板情報の例

上図は株式投資における『板』または『株板』『気配板』などと呼ばれるもので、対象の株に対して「いくらで買えそうか・売れそうか」という気配値をリアルタイムで読み取ることができる情報です。

上記の板情報を例にしますと、

  • 『成行で買い注文』を出した場合、530円で約定する可能性が高い。
  • 『成行で売り注文』を出した場合、520円で約定する可能性が高い。

ということになります。

成行注文におけるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
即座に取引が成立するため、売買したいタイミングを逃さない注文が殺到するシーンでは想定外の価格で約定する可能性がある
成行注文のメリット・デメリット

即時に取引が完了するという成行注文の特徴が、メリットにもデメリットにもなるということですね!

いっすん

成行注文は即座に約定!

指値注文

絶対に覚えよう!株の注文方法3種類

指値(さしね)注文とは、成行注文と対照的で値段を指定して売買する注文方法です。

自身が指定した値段の注文と株価がマッチングした際に約定するのが指値注文。

指値注文は自身が指定した値段に達することがない限り、約定しないことが特徴です。

売り気配気配値買い気配
1000550
1200540
300530
520400
5101500
5001800
株の板情報の例

上記の板情報を例にしますと、

  • 510円の『指値で買い注文』を出した場合、株価が510円以下になったら約定。
  • 540円の『指値で売り注文』を出した場合、株価が540円以上になったら約定。

ということになります。

指値注文におけるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
指定した値段以外では約定しないため、想定外の値段にならない指定した値段に届かない場合、売買のチャンスを失う
指値注文のメリット・デメリット

指値注文におけるメリット・デメリットも、指定した値段のみしか約定しないという指値注文の特徴がそれぞれに反映されていますね。

いっすん

指値注文は指定した値段になれば約定!

逆指値注文

絶対に覚えよう!株の注文方法3種類

逆指値(ぎゃくさしね)注文とは、端的に言えば指値注文の逆の注文方法です。

指値注文は指定した値段以上になったら約定するのに対して、逆指値注文は指定した値段以下になったら約定する方法。(売り注文の場合)

売り注文の場合、指値注文は指定した金額以上になったら成立するところ、逆指値注文では指定した金額以下になったら成立するということです。

絶対に覚えよう!株の注文方法3種類
売り注文の場合の、指値注文・逆指値注文の例

上記のように、逆指値注文をしておくことで損切り(ロスカット)が自動的に働くため、大きな損失を未然に防ぐことができます。

または、利益を確定したい場合、トレンド相場で追従したい場合などにおいても有効な注文方法。

逆指値注文におけるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
損切り・利益確定・トレンド相場追従など損益管理が簡便相場の動きによっては注文できない場合がある
逆指値注文のメリット・デメリット

デメリットを捕捉しますと、次の2点のようなケースがあります。

  • 逆指値注文で出した予想価格まで達しない場合は注文が出来ないこと。
  • 損切りが早いと、その後株価が上昇した際にチャンスロスとなる。

逆指値注文で出した予想株価まで金額が到達しない場合、当然のことですが注文が発注されず。

損切りが早くなることで、その後株価変動によりまた株価が上昇した際にチャンスロスとなる可能性も。

しかしながら、デメリットのどちらも大きな損失を被るというほどの多大なデメリットではないため、逆指値注文の損切りが出来るメリットの方が遥かに上回ることでしょう!

いっすん

逆指値注文では、指定した金額以下になったら注文を発注!(売り注文の場合)

まとめ

今回は株式投資における、絶対に覚えておきたい3種類の注文方法をご紹介してきました!

簡単にまとめると、『成行注文』は即座に約定・『指値注文』は指定した値段になったら約定・『逆指値注文』は指定した値段以下になったら約定(売り注文の場合)。

成行注文・指値注文・逆指値注文の3つを最低限押さえておけば、これからの株式投資エントリーもスムーズになるかと思います!

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それでは今回はこのくらいで。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

いっすん

いっすんでした!

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