株の順張り・逆張り初心者はどちらがいいの？

株式投資では、『順張り』・『逆張り』と呼ばれる投資の手法があります。

順張り・逆張りとは株式投資における基礎的なトレードスタイルのことで、投資をする上で非常に重要なポイント。

株式投資を始めたいと思っている方、初心者の方はまず押さえておく必要があるトレードの方法なのです。

今回は順張り・逆張りの基礎から、初心者にはどちらがオススメなのかを解説していきますので、ぜひ読んでみてください！

順張り・逆張りとは？

それではまず、順張りと逆張りについてご紹介していきます！

順張り

順張りとは株価が上昇傾向の際に、「このまま順当に値上がりするだろう」ということを見込んで流れに沿った株式を購入する方法です。

株価が上昇傾向にあることを上昇トレンドと呼び、順張りは上昇トレンドにある相場を対象とするため比較的上昇の流れが読やすいという特徴が。

順張りにおけるメリット・デメリットは次の通りです。

メリット	デメリット
株価の上昇トレンドは比較的流れが読みやすく、初心者でもトレードしやすい。	上昇トレンドの乗り遅れにより購入後すぐに下落となった場合、損失が発生する可能性がある。

逆張り

逆張りとは順張りと逆で、株価が下落しているときに流れに逆らって株式を購入する方法。

株価が下がり続けていながらも、「そろそろ値下がりは終わりだろう」と見込んで購入し、株価上昇を見込んで購入する手法です。

逆張りにおけるメリット・デメリットは次の通り。

メリット	デメリット
底値を予想して購入するため、大きな利益を狙える可能性がある。	底値の予想が外れた場合、更に下落が続いて損失が発生する可能性がある。

初心者は順張り・逆張りどっちがいい？

上昇トレンドの流れに沿ったトレードが順張り、下落傾向の際に流れに逆らったトレードが逆張りということでした。

一体初心者には順張り・逆張りのどちらが適しているのでしょうか？

初心者にオススメなトレードは、『順張り』です！

理由として、順張りは上昇トレンド（または下降トレンド）の流れに沿ったトレードであるため、参加のタイミングがわかりやすいため。

参加のタイミングがわかりやすいということは、初心者であっても利益を出しやすい方法と言えます。

順張りは下降トレンドにも利用可能で、下降の流れに沿ってトレードする場合も順張りと呼びます。

一方逆張りは流れに逆らったトレードであるため、ある程度今後の値動きを予測することができないと、大きな損失を被る危険性が。

下降傾向にある相場の底値を見込んで投資するのが逆張りであるため、ある程度の投資経験を積んでからでないと難しい手法と言えます。

そのため、初心者であればまずは順張りからチャレンジしてみることをオススメします！

下落相場では順張り・逆張りどちらが正解？

では下落相場において、順張り・逆張りどちらが一体有効なのかを考えていきたいと思います！

まず逆張りの場合を考えてみたいのですが、逆張りはいわゆる「下げ止まりを狙って早めに手を打つ」という手法。

すなわち読みが外れた場合、そのまま下落が止まらず大きな損失を被る危険性もあるということです。

ある程度の経験を積んだ投資家であっても、逆張りは非常に参加タイミングが難しい方法。

そこで下落相場では、次の手法が有効です。

株価の下げ止まりをあらかじめ予測するのではなく、下げ止まったタイミングで順張りとして流れに参加する。

結果的に、下落相場においては逆張りで博打を貼るようなトレードよりも、下げ止まりを待ち株価が回復傾向に来た時点で順張りにおいて流れに沿ってトレードする。

このほうがよりリスクを抑えたトレードが可能になるということですね。

しかし初心者には下落相場自体が難度の高い相場でありますので、まずは上昇トレンド相場を対象に順張りしていくことオススメ致します！

まとめ

今回は株式投資における順張り・逆張りや初心者にオススメの方法を解説してきました！

初心者にオススメなのは『上昇トレンドで順張りをする』という手法。

いきなり博打のような逆張りからトライせず、上昇トレンドの読み方を少しずつでもチャートを見ながら学んでいってはいかがでしょうか！

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それでは今回はこのくらいで。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました！