機界戦隊ゼンカイジャー
第44カイ「SD=スモール+デッカい?!」
のあらすじ・ネタバレ感想をお話ししていきます!
(ネタバレを含むため、まだご覧になっていない方・ストーリーを知りたくない方はご注意願います)
ゾックスメインの、素晴らしい回!!
ゾックスの因縁の相手、SDワルドがついに出現!
弟たちの呪いを解くためのカギとなるのか・・!?
そんな中、SD化の扱いが不鮮明であることに切り込んでいき、更にはジュランの激励の尊さやゾックスの格別なカッコ良さにも迫っていきますので、ぜひ読んでみてください!
ゼンカイジャー44話ざっくりあらすじ
それではまず、ゼンカイジャー44話のざっくりあらすじをご紹介していきます!
ゾックス因縁の相手、SDワルド出現
ゾックスがずっと追い求めていたSDワルドが街に登場し、その場に居合わせたゾックスとの因縁の戦いが開始されます!
ガオーンとブルーンは不意を突かれてSD化されてしまい、駆けつけたジュランとマジーヌまでもSD化され、更にツーカイザーの変身武器ギアダリンガーまでもがSD化されてしまい、戦況は一気に険悪に。
介人が使った五星戦隊ダイレンジャーのスーパー戦隊ギアで、一旦戦線を離脱することに。
今後の戦闘について策を練ろうとしていたところ、ステイシーが現れます。
僕からの手土産はどうだい?
SDワルドを送り込んできたのはステイシーであり、これは仲間になるための手土産だと説明してきました。
ステイシーのしたたかな作戦であったとしても、ゾックスは因縁の相手であるSDワルドをよこしてくれたことに感謝します。
ゾックスの誇り
ゾックスはSDワルドとたった一人で戦う決心をして、誰の声にも耳を貸しません。
網に引っかかっていたSD化してしまったガオーンを救出した介人は、ゾックスを発見。
とーちゃん奪回の件でゾックスが色々と助けてくれたこともあり、なぜ今回手助けをさせてくれないのかを問うと、
俺らの親父は、俺を守って死んだんだ。
その親父から家族を守る役目を引き継いだ。これは俺の誇りであり、ケジメなんだよ!
ゴールドツイカー家の長として、ゾックスは一人で家族を守ることに異常なまでの執念を燃やしていることを介人は知るのでした。
結局手助けを許してもらえないうちに、ゾックスは介人の前から姿を消してしまいます。
ゾックスとSDワルド因縁の決着!
ギアダリンガーがSD化し変身ができないという大きなハンデを背負いつつも、SDワルドに果敢にもたった一人で立ち向かうゾックス。
しかしクダックやクダイターも参戦して、ゾックスは多勢に無勢で押されてしまいます。
そこへ介人が登場!!
ゾックス、お前は勝手にしろよ!俺はみんなを助けるために戦いに来た!
介人の熱いメッセージを受け、頑固なゾックスもさすがに共闘を承諾!
ジュランたちも駆けつけ新たな戦いが展開されました!
SDワルドのSDスパークでゾックスがSD化される窮地をカッタナーとリッキーが盾となって救い、フリントが作成したミニギアダリンガー用ギアを使ってゾックスはツーカイザーへと変身!
ツーカイザーは一気の猛攻でSDワルドの撃破に成功!
SDトピアは解放され、カッタナーとリッキーの呪いを解くための方法を探すためにゾックスたちは旅立つのでした!
ゼンカイジャー44話【SD=スモール+デッカい?!】いっすんの感想
ではあらすじを振り返りながら、いっすんの感想をしたためていきますね!
SD化の扱いが不鮮明
SDワルドのSDスパークによってSD化した街の人やゼンカイジャーメンバーは、SD化した直後は全く動けない状態でした。
しかし終盤では介人以外のゼンカイジャーメンバーは、SD化したまま変身したり華麗にバトルに参加したりと、めちゃくちゃ動いていたのです。
SD化した当初は街の人は全く動けず、ゼンカイジャーメンバーも鳥に運ばれたり風船に連れていかれたり、されるがまま。
この差は何?というところが素朴な疑問でした。
SD化に体がなじんだ結果なのでしょうか?
最初は他人の力がなければ網からも風船からも脱出することすらできなかった無力な状態に対して、急にバトルに華麗に参加して動けるようになった描出が全くありません。
SD化の不鮮明すぎる扱いに日和見的な都合の良さを感じてしまいました。
『SD化は時間が経てば、やる気や気合い次第ではそれまで以上に身軽に動けるようになる』という解釈でいきましょう!
ついでに言うと、カッタナーとリッキーがSDスパークの盾となってゾックスを守っていましたが、あのような小さな体でゾックスの大きな体を守れるというのは、少々設定がゆるすぎませんかね?
カッタナーとリッキーが二人合わさることで強力な盾となったという理解でいいのかな?
仮にそうだとしても、SDワルド初出の際にSDスパークを発射したその軌道は街の人とガオーン&ブルーンを総なめにするように水平にビーッと光線を出し、合計8人もの人を一瞬でSD化していました。
SDスパークは光線という柔軟性の高い攻撃方法なのだから、初出のときのように水平に、もしくは縦横無尽に総なめするように射出すればよいのでは?と思ってしまいました。
そうすればカッタナーとリッキーの盾がいかにでかくとも、総なめにする光線をよけることはまず不可能なはずです。
弟二人にゾックスを守るという勇敢な役割を与えたかったのはわかりますが、これはSDワルドがその役割に合わせてくれたから実現できたこと感が否めませんでしたね~。
弟二人、そしてSDワルドも含めたファインプレーということですね!
ジュランの激励に感動
ゾックスの船である界賊戦艦クロコダイオーにて、フリントと弟二人がゾックスを手助けできない葛藤を抱えている時、
武器持って暴れるだけが、闘いじゃねぇんだなぁ。
と3人に檄を飛ばしますが、
このジュランの言葉には心底感動しました!!
一緒に戦うということは、武器を手に取って戦闘に参加することだけを指すのではありません。
フリントが極小ギアを開発したり、弟たちが身を挺してSDビームからゾックスを守ったり、それ以外でも応援・武器の整備・精の付く食事を作る・敵の弱点などをリサーチ等々・・・やれるべきことはいくらでもあるのです。
そのような大事なことを教えてくれ、そして気づかせてくれる仲間がいることがあまりにも尊く、ジュランのカッコよさにしびれました!!
例えばあらゆる企業において、現場が非常に重要視されます。
工事現場、医療現場、販売現場、開発現場、接客現場・・・
現場がなければ営利を得ることもできず、企業や組織体の存続は不可能です。
この現場は戦闘と同じです。
戦闘に参加できない業種の人たちは、
・裏方で花がないからコンプレックス
・つらいのはいつも現場なんだと言われる
・直接的な収益を上げていない連中と思われやすい
などなど色々なネガティブや、第一線に立てない寂しさを感じやすいものです。
しかし戦闘に参加できない人であっても、裏方で現場の戦闘を支える仕事は数え切れぬほど無数にあるのです。
企業や組織体に関わっている以上、一緒になって戦える武器である様々な業種や役割を誰でも必ず担っており、それを無意識のうちに必ずこなしているはずなのです。
ジュランの言葉から、
一緒に素晴らしい現場を作り上げていこうぜ!!
というメッセージにも聞こえ、いっすんも身に覚えのある関係で非常に勇気づけられました!
結果的に、ジュランの熱いメッセージによってフリントとカッタナー&リッキーは見事ゾックスの役に立ちすぎるくらい大活躍して、ゾックスの大事な戦闘を強固に支えましたね!
今回のMVPは間違いなくイケおじのジュランではないでしょうか!
渋くてクールなイケてるおじサマ・・・素晴らしすぎました!!
ジュラン最高!!
ジュラン、尊すぎるでしょ!!
ゾックスとの別れ
SDトピアが開放されたため、ゾックスたちはカッタナーとリッキーの呪いを解くために旅立ちましたね!
今まで不思議な関係ではありましたが、長い間介人たちと共闘したことを思うとどうしても寂しさを感じてしまいます。
しかしゾックスたちは界賊ならではのいつもの「ヨホホーイ」な調子で明るく去っていきました!
「今のステイシーは信用すんなよ」
介人に今のステイシーが普通でないことに注意を促していましたが、
普段周りに興味がない素振りをしていても、実はこういった優しさのあるところがゾックスの魅力ですよね!
彼らの弟を人間の姿に戻すための希望に向かっての旅立ちと思う時、悲しさよりも激励の気持ちでいっぱいですね!
そして必ずまた一緒に戦える日が来ることを信じているので、それまでしばしのサラバーイ!
別れ際ガオーンが悲しみのあまり泣きべそかいているところを、
「おい、これ使え」
と、ジュランが真っ赤なタオルを差し出しているのが尊い!
ガオーン可愛い!
更に、
「では、これでゾックスさんたちとお別れということですかっ!?なんと急展開!!」
と、突如ブルーンが取り乱してガオーンに「遅いよ、鈍感ブルーン!」と叩かれてましたねw
このガオーン、ジュラン、ブルーンのそれぞれの個が際立った別れのシーンがどうにも好き!
グッバイ、ゾックス!また会える日を楽しみにしてるよ!!
まとめ
公式ツイッターのまとめはこちら
ついに宿敵SDワルドを打ち倒し、SDトピアを開放することに成功したゾックスたち!
カッタナー&リッキーの呪いを解くカギを探しに・・一旦お別れですね!
ジュランの激励で奮起したゴールドツイカー家、素晴らしい団結を見せてくれました!
次回は、
第45カイ「超大凶って運勢最下位?!」
です!
オミクジワルドが登場して、運勢を巡ってハチャメチャな騒動が起こります!
そしてステイシーが新たな動きを見せる・・?
それでは今回はこのくらいで。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
いっすんでした!